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禁煙「次の一本を吸わない」ために出来ること

悪習慣

団塊ジュニアにとってタバコとは、友人との繋がりの一部であった。

中学生から遊びで吸い出し、高校生の頃には毎日の日課となり、大学生の頃にはすっかり中毒になったという人がほとんどではないだろうか。

僕も吸い出してから早37年。紙タバコから電子タバコへと形を変えながらも、以前としてニコチン中毒である。

これまで何度か「禁煙」を試みたが、いずれも失敗に終わっている。

失敗から学んだことは、「禁煙」に一番必要な物は「やめる気持ち」。いかに「次の一本を吸わないか」にかかっている。

このブログでは、「次の一本を吸わない」ための情報をシェアしたい。

次の一本を吸いたくなるたびに、戻ってきて欲しい。

これまで失敗した「禁煙方法」

これまで実践した「禁煙方法」を纏めてみた。

「禁煙方法」は色々あったが失敗原因は同じ。自分で「次の一本を吸う」と決めたことだ。

根性論

これで辞めれたら苦労はしない。基本的にニコチン中毒という病気なのだから。

病気を根性で完治出来るのは、余程の人間だと思う。

精神論

これまで読んでみて、参考になった本を紹介する。

これらの本は読んだ後は確かに吸う気が失せる。ただ、ニコチン中毒という病気を打ち負かすほどの効果は得られなかった。

①禁煙セラピー

みんな知ってる大ベストセラー。「タバコは楽しみじゃなく中毒」だと気づかせてくれる本。禁煙はつらいことではなく、「自由になること」だと教えてくれる。

②悪魔のマーケティング

「タバコは麻薬」。タバコ産業は1960年代からこの事実を知りつつもその上で事実を隠蔽し、ニコチンの依存性を利用して、子供と女性と途上国の人々をターゲットにマーケティングと宣伝とPRをし、商品開発を行い、彼らをタバコ中毒に陥れ、巨万の富を築いてきたという事実が書かれた本。

禁煙グッズ

これまでたくさんの禁煙グッズを試したが、うまくいった事はない。

ただ、本物のタバコが吸いたくなるだけのグッズである。

①VAPE

「myblu」や「DR.VAPE」など、新商品が出るたびに試していた。でも、ニコチンが無いので、余計イライラするだけだった。

②NICOLESS(ニコレス)

タバコ葉の部分を、ニコチンを含まない紅茶葉に変更したニコレスなるもの。アイコスで吸えるが普通にまずい。

③無煙タバコ

JTから発売しているスヌースという嗅ぎタバコがある。粉砕したタバコ葉が入った小さな袋を口に入れ、ニコチンを口腔内で吸収するものだ。ニコチンが含まれているので意外と悪くはなかったのだが、使用により「口腔がん」などの原因となるほか、「歯周疾患」を引き起こすと厚生労働省のHPに出ていたので即やめた。

④ニコチンガム

これで禁煙できた人も多いようだが、自分にとってはただのガムでしかなかった。

禁煙外来

これまで2度、禁煙外来へ通っている。効果としては一番あったと言えるが、完全禁煙までは至らなかった。

①ニコチンパッチ

パッチをしたからといってタバコはやめられなかったが、確かに本数は減った。ただ、皮膚が弱いのかパッチをするとその箇所が腫れてしまう症状が出たので、結果的にドクターストップとなった。

②チャンピックス

これは画期的だった。処方されていた3カ月間は、全く吸う気にならなかった。ニコチン中毒でありながら、ニコチンを摂取することなくタバコをやめていたのである。ただ、3カ月後に普通に吸い出した。

禁煙補助薬(個人輸入)

チャンピックスでもう一度禁煙しようとしたら、発がん性物質の基準値を超えるものが検出されたようで発売中止になっていた。仕方がないので、個人輸入で色々と試してみた。ただ、チャンピックスと同等の効果は得られなかった。

①バレニスマート(チャンピックスのジェネリック)

チャンピックスのジェネリック品を個人輸入で取り寄せてみたのだが、自分には全く効かなかった。ジェネリックとはいえ、全く同じではないという証拠なのだろう。

②ブプロピオン

禁煙補助医薬品ザイバンと同成分らしい。これも個人輸入で取り寄せてみたのだが、自分には全く効かなかった。

「次の一本」の前に

これまで禁煙に失敗してきた原因は、やはり自分で「次の一本を吸う」と決めたことだ。

禁断症状の緩和方法はいくらでもある。ただ、「次の一本を吸う」と決めるのは自分だ。このメンドクサイ作業を乗り越えてでも「吸う」と決めるのは自分自身なのである。

それではどうするか。「次の一本を吸う」に傾いた時、「吸わない」に戻すしかない。

「次の一本を吸う」前に、ぜひ見て欲しい。

ありがたい名言を聞こう

たくさんの人々がタバコについて、素晴らしい名言を残している。ありがたく受け取ろう。

①アメリカの大手タバコ会社RJレイノルズ(R.J. Reynolds)の重役

そんなタバコのようなクソみたいなものは吸わない。我々は売るだけだ。喫煙する権利なんざ、ガキと貧乏人と黒人とバカにくれてやる

②フィリップモリス社の社長

タバコは愚か者の吸うものであって、本来賢明な人なら喫煙には利益を見出せない。

③ヴィクター・デノーブル博士(フィリップモリス社)

ネズミが自由にニコチンを摂取できるようにしたら、喫煙者と全く同じ行動を示しました。起きて1服。顔を洗って1服。朝食を食べて1服、という具合で、1日中体内のニコチンの量が低下する度に摂取していました。寝る前のニコチン摂取も同じです。

④ひろゆき

タバコ吸う奴は全員バカです。 お金が減るし、健康に良くないし、臭いし、嫌われるし、栄養があるわけでもない。 喫煙者は損にしかならない頭の悪い行為だとわかってるのです。 だから、喫煙はしない方が良いですよ。。と喫煙者からの老婆心。

⑤朝倉未来

禁煙方法?「次の一本」を吸わないだけ。

⑤DJ社長

禁煙は簡単。「次の一本」を吸わなければいい。

奴隷のままでいいのか

タバコを吸うという行為は、税金徴収のために国民を麻薬中毒にするような「国」の奴隷になるということだ。

僕が吸っているアイコスイルマは1箱580円。たばこ税は290円(49.2%)。

1年で、365日×290円=105,850円。さすが、生かさず殺さずライン。

ただ、ここに文句を言っても仕方ない。僕らは同時にやめる権利も持っているのだから。

結論

これまで色々な禁煙方法を試して失敗してきた僕が、唯一成功すると思っている方法がある。

  1. 禁煙外来(チャンピックス)で3カ月禁煙 → 過去実績あり
  2. 禁煙外来の3カ月間が終了       → チャンピックスを個人輸入

正直、チャンピックスで3カ月禁煙したときは、すでに喫煙欲というのは無くなっていた。ただ、「タバコを吸ってる方がやっぱかっこいいよな」という中二病に新しくかかってしまった。

いまなら、「ありがたい名言」と「奴隷からの解放」があるので、次回は中二病にかかることは無いだろう。

また、一度禁煙外来を使うと、その後1年間は禁煙外来を保険診療とすることが出来ない。ただ、今なら個人輸入という手段を知っている。チャンピックスが市場に出回るようになれば、いつでも入手可能な状態だ。

タバコは麻薬なので、依存を克服するには病院へ行き、処方された薬で治すのが一番だ。自分で辞めれる人は素晴らしいが、そんなのは上位10%の稀な存在である。

上位10%になれないから、自力で禁煙できないから落ち込んでいる場合ではない。

チャンピックスの出荷再開は2025年上半期を目標に、ファイザー社が承認事項の一部変更申請を行っているとの情報がある。

さて、次回こそやめよう。このメソッドでイケるハズだ。

すべての僕のような、色んな禁煙方法を試してもやめられなかった人へ送りたい。

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