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自動車保険は最安値の「SBI損保」で決まり

保険

自動車保険の保険会社はたくさんあるが、結局どこがいいのか。

マイカーを持ってからの27年間、毎年の更新のたびに考えてきた。

さらにこの27年間で家族も含め3等級ダウン事故を4回、1等級ダウン事故を1回経験。

保険会社は保険料だけでなく、事故対応サービスも重要な判断基準だと痛感している。

今回は、そんな僕が自動車保険の保険会社をどのように決めているか、その方法を紹介したい。

保険会社の選定基準は2つだけ

僕が保険会社を選ぶときの基準はこの2つだけ。

  1. 保険料の安さ
  2. 事故対応サービス

当たり前だが、逆にこれ以外は無い。

最近では差別化のためにアプリを駆使したサービスなどもあるが、事故経験がある僕的には不要。無くて困ったことは一度も無い。

それでは順番に見ていこう。

保険料が安い保険会社の見つけ方

同じ補償内容であれば、もちろん安い方がいい。ここは「ダイレクト型(通販型)」一択だ。

僕は「代理店型」も契約していたことがあるが、対面での手続きや面談がむしろ煩わしく、逆にデメリットだと感じている。

さて、自分にとって必要な補償を決めたら、ひとまず一括見積サイトで見積だ。

今回使用した一括見積サイトは ≪インズウェブ≫自動車保険一括見積もりサービス

本当に即時に見積メールが送られてくる。しかも無料だ。

一括見積サービスの補足

各保険会社から見積メールが送られてくるが、一括見積では詳細な補償内容の設定はできない。気になる保険会社があれば、送られてきたメールから個別に見積依頼するのがベストな方法だ。

最安値のイーデザイン損保で41,414円

現在加入中のSBI損保の継続見積は36,810円

安さではSBI損保が圧倒的だ。しかも新規契約割引では無く、継続割引での見積。

項目SBI損保イーデザイン損保
新規割引14,500円10,000円
継続割引10,000円2,500円

この差は後々、大きな差となる。

※自動車保険の補償内容の選び方についてはこちら。

必要な事故対応とは

僕自身の事故の経験から、まずは必要な事故対応とは何かについて考えてみたい。

※各保険会社の担当者の対応の良し悪しや示談交渉力などについて僕は判断できないので、ここでは除外。

事故経験から見えてくるもの

まずは僕の実体験を元に、直接保険会社とのやり取りが生じる場面にアンダーラインを引いてみた。

  1. とりあえず車を止める(ハザード停車)
  2. 相手にケガが無いか確認する(負傷している場合は119番)
  3. 警察に事故の連絡をする(110番)
    ※大体は過失割合が大きいと思われる方が電話している
  4. 近くに駐車可能な場所があれば移動する
  5. 警察の聴き取りに対応する
  6. 当事者同士の情報(名前・住所・電話番号)を交換して解散
  7. 保険会社に連絡し初期対応してもらう(修理やレッカー手配)
  8. 当日又は後日、自分の保険会社の担当者から連絡がある
    ※ここから先は自分と相手の保険会社間での示談交渉となる
  9. 過失割合についての途中経過、および結果報告を受ける
  10. 保険金の支払いが行われて終了

こうして見ると、こちらから保険会社への連絡するのは7番の事故発生時の1回だけ。
残りの8番と9番は保険会社側からの連絡となる。

このことから、事故発生時の事故受付と初期対応こそが重要なポイントと言える。

各社の事故対応サービスについて

まずは保険会社の事故対応内容について知っておこう。

各社共通サービス

    項目                      内容
事故受付こちらからの事故発生時の連絡受付。24時間365日が普通。
初期対応修理工場への連絡、レッカーやレンタカーの手配。保険会社によって対応時間が異な
示談交渉代行サービス過失ゼロ以外の事故で事故の相手方と示談交渉を行う。

初期対応については各社で対応時間が異なり、一番短いところで9時~17時のようだ。

ただ、この初期対応時間については、あまり大きな問題でも無いと思っている。

理由

初期対応をいかに遅い時間までやっていようが、修理工場自体がやっていないと連絡がとれない。修理工場が決まらなくても一定時間の保管サービスがあれば、翌日の連絡で問題ない。

初期対応時にとりあえず必要なことは、車両が自走できない場合のレッカー手配。車を道路に置いたままにはしておけない。

ただ、ほとんどの自動車保険にはロードサービスが付いていて、これで対応可能だ。

結論として、共通サービスについては各社でそんなに大きくは変わらないと思う。

各保険会社の独自サービス

    項目                      内容
電話交代サービス事故受付の際、こちらに代わって事故の相手方と電話で直接話してくれるサービス。
現場かけつけサービス警備会社が事故現場までかけつけてくれるサービス。
専用アプリGPSによる事故現場の位置通知などのサービス。

事故経験から言うと、現場かけつけサービスは過剰なサービスだと思う。おそらく、あっても使わない。これまで無くても問題なし。

専用アプリは必要ない。事故時はただ、事故受付に電話するだけ。

ただ、ここで注目したいのは「電話交代サービス」

以前、事故の相手がちょっとヤバめの人で、事故後に何度も夜中まで電話をかけてこられた経験がある。

その時はSBI損保に加入していたが、事故受付の担当者に頼んでも事故相手と直接話してもらうことができなかった。

これは、事故相手との交渉は事故受付担当ではなく事故担当が行うのだが、事故発生直後は事故担当がすぐに決まらないというジレンマによって生じる。

この時はさすがに警察に連絡して事なきを得たが、僕はこの経験がトラウマになっている。

「電話代行サービス」は事故受付担当が直接相手と話してくれるサービスだが、示談交渉をするわけでは無い。

「電話代行サービス」をホームページ上で公表している保険会社は3社。

  1. ソニー損保
  2. アクサダイレクト
  3. イーデザイン損保

この「電話代行サービス」が必要な事故対応と言えるかどうかは別として、僕にとっては保険会社を決める上での一つのファクターとなる。

この3社を先に調べた保険料の安い順で並べた場合、イーデザイン損保に軍配が上がる。

SBI損保(価格) VS イーデザイン損保(サービス)

最終的に残ったこの2社について比較してみよう。

項目SBI損保イーデザイン損保
事故受付24時間365日24時間365日
初期対応時間平日:9時~19時
土日祝:9時~17時
事故当日に対応
電話交代サービス×
現場かけつけサービス×24時間365日(セコム)
専用アプリ×
訪問面談サービス×
保険料36,810円41,414円

サービスも考慮したコスパ、全体のバランスで考えた場合はイーデザイン損保が優れているという感じだろうか。

さて、それでは僕の結論。

結論

僕はイーデザイン損保ではなく、SBI損保を選んだ。理由は非常に単純。

保険の大前提

保険で備えるべきは「低確率・損失大」の経済的リスク

自動車保険について言えば、「対人賠償」と「対物賠償」の2つが無制限で保険料が安い。これで十分。

あとはすべてが単なるオプションであり、何かあっても生活は破綻しない。

色々な補償や高いサービスが欲しいのは分かる。ただ、それらは別に保険で補う必要は無い。

事故対応については当然ながら、こちらが路頭に迷わない程度のサービスは各社整っている。

もし整っていないとしたら、自動車保険の存在意義無い。直ちに看板を下ろすべきだ。

ただ、僕も「電話交代サービス」を最後まで悩んだのは事実。でも出した結論は至ってシンプル。

最悪の場合は公共サービス(警察)がある。保険で補うことでは無い。

最後に

自動車保険の保険料比較は簡単だが、各社異なるサービス内容となっているため一概に保険料だけでは判断できない。

僕が過剰サービスと思う「電話交代サービス」や「現場かけつけサービス」も、必要と思う人は一定数いると思う。

自分にとって必要なサービス(特に事故対応)は何かをじっくり検討して欲しい。

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