「団塊ジュニア世代」サラリーマンの正しい会社の泳ぎ方

サラリーマン

団塊ジュニア世代の皆さん。出世競争うまくいってますか。

大体の人はあんまりうまくいってないですよね。

そりゃ、ポストの数は同じなのに競争相手が多いんだから当たり前です。

こんなこと言うと「出世できないから言い訳してんだ」と言う人がいますが、前提条件を数字で揃えられない人なので、今後は話すのをやめしょう。

また、出世というのはあくまで「他人軸」の評価です。「運とタイミング」に大きく左右されることも忘れないでおきましょう。

今回は、そんなハミ出し組の僕らでも豊かな会社生活を送れる方法を提案します。

団塊ジュニア世代の大前提

大前提として、団塊ジュニア世代は人口が多い。それは紛れも無い事実です。

引用:統計ダッシュボード – 人口ピラミッド

しかも「就職氷河期」で、「求職者は多い」けど「求人枠は少ない」という時代。 この状況は次の現象を生み出しました。

  • 超優秀な人は「優秀な人が多い企業」に就職する。
  • 優秀な人は「普通の人が多い企業」に就職する。
  • 普通の人は「バカが多い企業」に就職する又は、就職困難となる。

いやー、厳しいですがこれが現実でした。

仕方ないから、ランクを一つ二つ下げた企業に入らなければならない。そんな時代でしたね。

アホな上司への対処方法(年上編)

僕がプライム企業に入社した当初の部長は、「地頭が悪くて人間力もないけど偉そう」そんな普通のバカだったんですよ。

団塊世代の高卒で、近くの会社に入社したら意図せず会社が上場し、ポジションが空いたので年功序列で部長にしてもらった。よくある話です。

後続もそんな奴をチヤホヤして出世のイスを取りに行く。すると、また同じような奴が管理職ポジションに就く。

僕らの上の世代の就職状況は、バブル崩壊前の売り手市場。誰でもそれなりにどこかへ入社出来たので、しょーもない奴が多いのは仕方ないですね。

僕は彼らを全く尊敬していません。ですから絶対にチヤホヤしませんが、だからと言って見下すような態度も取りません。相手にすること自体が時間の無駄だと思っています。

そんな彼らへの対処方法は彼らを仕事のレベルで圧倒的に上回る以外に無いと思っています。

僕は彼らが口を出せないレベルで仕事をします。出世競争に忙しい彼らが、仕事のレベルアップのみに集中している僕に、仕事で勝つことは不可能です。

無視に近い状態というのが正しいかもしれません。どちらかというと上司が気を遣うような立ち振る舞いをすることで、こちらのストレスは無くなります。

時々、力でねじ伏せようとするタイプに出くわしますが、最近は「パワハラ」とう最強キーワードがあります。社内コンプライアンス管理部署をうまく利用して倫理的に打ち返すことが可能ですし、絶対にそうすべきです。

アホな上司への対処方法(年下編)

僕らの下の世代は、僕らと比較して求人倍率が低いことも、人口が多いこともありません。どの世代をとっても、僕らよりは恵まれた世代と言えます。

僕らから見たら、全員がぬるま湯育ちのボンボン。

会社の方針やタイミングによっては、早々に出世してくる人もいるでしょう。

コネ入社のバカに多い「自分が優秀だ」と思っている彼らへの対処方法も同じく、彼らを仕事のレベルで圧倒的に上回る以外にありません。

それが出来ないのであれば、それは僕らの努力不足。見下されたとしても仕方ありません。

ただ、そうでない場合でも見下してくるバカもいるでしょう。その場合は二度と口も聞けないくらいに仕事面で論破する以外、彼らに付ける薬はありません。

さすがにこの場合は、やられたらやり返しましょう。

出世へのリフレーミング

「出世すること」の意義を考えてください。

「出世しなければやれない仕事がある」のであれば、出世する意義はあります。

ただ、大多数の人は単に「出世したい」だけでしょう。

同僚や上司に「なぜ出世したいのか」を聞いてみて下さい。明確な答えを持っている人が何人いるでしょうか。

うちの会社であれば、平社員600万、係長750万、課長900万、部長1000万ほどの年収です。

いくら欲しいのかは人によって異なりますが、年収は700万を超えると幸福度の上昇は緩やかになると言われています。

課長や部長になるには、社内での立ち回りの中である程度自分を殺さなければなりません。僕は200万~300万程度で死ぬ気はありません

会社へのリフレーミング

ただ、それでも「出世」をネタに遠回しで見下してくる奴らもいるでしょう。

その対処方法として、僕は「副業」をおすすめします。

僕が不動産投資をしていた頃、不動産投資単体で250万以上の年収がありました。

上司にショーもない事を言われた時は「だからお前は俺より年収が少ない」と思っていました。

もちろん直接は言いません。あくまで僕の価値観なので。

そもそも収入は自分の価値なんですから、別に「会社」という枠で考える必要はなく、トータルで「稼ぎ」を考えればいいのです。

まとめ

「パーソナルイズポリティカル(The personal is political)」

直訳するなら「個人的なことは政治的なこと」。社会構造そのものが個人の経験と切り離せないと言うことです。

僕らはこの世代に生まれ「受験戦争」「就職氷河期」「デフレ」を経験しました。ただ、それは僕たちがコントロールできることではありません。

会社は数あるコミュニティの中の一つです。たった一つの集団の価値観に左右される必要もありません。

豊かな会社生活を送るために、仕事をきっちりこなした上で、外のコミュニティを増やしていきましょう。

会社があまりにもショーもない時は、転職活動も一つの打開策です。

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